
こんにちは。気ままなセラピストのなおやです。
よくこんなお悩みを耳にします。
✔よくある悩み
ひざの痛みはほっといても良くなるのかなぁ。そもそも、ひざの痛みでは何科に受診したらいいんだろう。
病院行く時間がない(めんどくさい)から、自分でよくできるんだったら、何をしたら良くなるか知りたいな。
上記の悩みに答えます。
結論は「ありふれた症状でも、命に関わるような病気が潜んでいる可能性があるので、病院に行きましょう」という感じです。
そもそも、病院というのは「緊急性のある(命に関わる)病気なのか、緊急性のない(命に関わらない)病気なのかを、判断することが最も重要な仕事」という認識です。まずは、ここの意識を変えるべきです。
この記事を読んでわかること
- 良くなるのかわからないから病院を受診する
- カラダの動きに関する病気=整形外科
- 自分で良くするは無理かもしれない話
上記を解説していきます。
補足すると、
- 辛いひざの痛みを治すためにその時お金を使う
- 将来ひざの痛みで悩まないために今からお金を使う
どちらのほうが、素晴らしい未来が待っていますかね?
この記事を最後まで読んで、選択するのはあなた自身です。
良くなるのかわからないから病院を受診する
そもそも病院というところの認識について、わりと多くの方が間違っていると思っているのですが「病院=病気を見つけるところ」だと思います。その後の治療の選択は、状態によっていろいろな専門家の意見を聞き、あなた自身が選択するべきかと、、、
というのも、治療というのは「原因(病気)が何なのかはっきりしてから行うべきでは?」という、個人的な意見です。
冷静に考えていただければ、わかっていただけると思うのです。
- 膝が痛い→肩に痛み止めの注射
- 膝が痛い→胃腸薬
こんな事するお医者さんはいないと思いますが、非常に大げさに例えると上記で、普通のお医者さんであれば、
- 膝が痛い→筋トレ
- 膝が痛い→ストレッチ
大げさか大げさじゃないかだけで、言っている意味は同じ。
両方とも「痛み」に対しての治療になっており「痛みの原因」に対しての治療にはなっていないという事実です。
つまり、これをもっとリアルな感じにすると、
✔治療の流れ
症状→原因→治療→経過
- ひざの痛み→変形(初期)→トレーニング→痛み消失
- ひざの痛み→成長痛→安静→痛み消失
- ひざの痛み→悪性腫瘍→マッサージ→死亡
原因がよくわからないまま長期間の治療をしていると、絶望的な未来が待っている可能性ありです。私には関係ないマインドは非常に危険。命を縮めかねない、、、
とはいえ、病院に行く時間がない(めんどくさい)、、、
すごくよくわかります。僕自身もこのマインドでした。
✔未来の自分への投資と考えてみる
状態が悪くなると失うものは以下のとおり、
- 時間(病院に通院)
- お金(治療費)
- 自由(やりたいことができない、行きたいところに行けない)
けっこう辛い未来が待っています。
早い段階で「病気にならない」ことに上記を使うか、状態が悪くなってから「病気を治す」ために使うか、その選択はあなた次第ですが、どちらがハッピーかは、言わずもがなです。
というわけで、治療をする前にしっかりと原因を把握する必要があり、そのためにも「病院=病気を見つけるところ」という考えに、変えていく必要がある気がします。
自分でよくできるかできないかは、診断がついたその先の話。
カラダの動きに関する病気=整形外科
ひざ痛は整形外科へ受診を。
ひざ以外にも、腰や肩などカラダを動かすのに関係がある部位は整形外科への受診でOK。
こちらのサイトには、困ったら何科にかかればいいか詳しく書いてあるので、参考にどうぞ。
https://www.qlife.jp/dictionary/medical/i_2/
自分で良くするは無理かもしれない話
診断がついたら治療をしていくわけですが、軽い症状だからといって、それを自分で良くするのは難しかもという話です。
どういった目的なのかにもよると思いますが、
- 今だけ症状を改善したい
- 長期的に症状が出ないようにしたい
「今だけ症状を改善したい」といった感じで短期的な症状の改善であれば、自力でのケアでもできると思います。
「長期的に症状が出ないようにしたい」という長期的な症状の改善が目的であれば、専門家の意見を聞く必要があります。
「ひざの痛み」にもたくさんの原因があり、
- ひざの動きが悪い
- 姿勢が悪い
- 動作が悪い
など。ご自身で理解していればいいのですが、それがわからないから病院に行こうか悩んでいるのでは?といった感じです。
あと、こんな質問もよくあり、
教わった事やってれば良くなるんでしょう?
これも愚問でして、、、
そもそも、教わったことをやっていれば良くなるのであればインターネットの情報で十分なわけで、その時に必要なエクササイズを選んでやるから効果があるんですよね。何でもやればいいってわけではない。
というわけで、自力でひざの痛みを改善できる場合もあれば、できない場合もあるよって話でした。
個人的な感想ですが、こちらのアドバイスをしっかり理解しつつ、自分の頭で考えて行動、そして新しいアドバイスを貰う、こういったことができている方は持続して症状を抑えられている人が多い印象です。
治療者側により掛かるでもなく、自分の考えを押しとおすでもなく、いいことは継続しつつ悪いことは改善が、長期的に症状をなくす上では重要かもです。
よくある症状ほど病院にかかり、その後の治療については自分でも考える
認識を変えましょう。そして、行動しましょう。
まとめると以下のとおりです。
- 違和感が出たら病院に行き診断をつけてもらう
- 最適な治療を専門家と一緒に自分で選択する
- 決めた治療法をとりあえず継続する
- 今の治療で良くなっているか、たまに振り返る
こういった行動を起こしつつ、将来笑っていられるような、時間やお金の使い方をしてみては?という僕からの提案です。
というわけで以上です。