膝関節

膝関節疾患に対する治療法を網羅します

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膝関節 治療
膝関節の治療をする時に、
どんな治療をすればいいのだろう
と疑問に思うことがあります。

新人のときは特に、、、

どんな治療をすればいいかは、患者さんの状態によって決まります。
結論を言ってしまうと、

治療を選ぶにはしっかりと評価をしましょう

ということなんですが、

評価はしっかりとできた!と仮定してその評価に対してどんな治療を選択するべきかということが次のステップです。

今回は大まかな治療の方向性を膝関節を例にして書いていきたいと思います。

この記事を読めば、患者さんの状態に対してこんな感じの治療をしていけばいいのねということがわかります。

膝関節疾患に対する治療法を網羅します。

膝関節に限らず運動器の治療にはこの2つを考えます。

  • 手術療法
  • 保存療法

 

順番的にはとりあえず保存療法でやってみてそれでも良くならなければ手術療法という流れが基本です。

膝関節の手術は患者さんの満足度が高いので症状が強ければ手術を勧めてもいいとは思いますが、他の部位ではそうでもいかない場合もあるので慎重に治療を選択する必要があります。

どんな方が手術療法の適応になるかというと、

  • 変形が強く膝関節の可動域や痛みが保存療法で改善しない変形性膝関節症の患者さん
  • スポーツ選手(半月板損傷などで早期復帰が必要なため)

です。

これ以外は基本的には“保存療法”が第1選択です。

保存療法には、

  • 運動療法(リハビリ)
  • 装具療法
  • 関節注射
  • 薬物療法

があります。

その時の患部の状態に応じて治療方針を変えていきます。
炎症時に運動療法をしたら悪化するし、機能障害に薬や注射をしても改善が見られないためです。

それぞれの治療に対して適応や目的を深掘りしていきます。

運動療法

膝関節の機能障害に対する治療です。
膝関節に起こっている機能障害やストレスを分析し適切な治療を行う必要ありです。

膝関節に機能的に問題があったり無駄なストレスがかかってしまっている場合は、これが改善されないと痛み止めや注射を行っても症状は改善しないです。

臨床で意識していることは、モビリティーを獲得してからスタビリティーを改善することです。
しっかりと関節が動く状態を作らなければ、正しい安定性も出ないだろうと考えているからです。

膝関節の機能障害に限らず、他の関節にもこの考え方は当てはまりますので治療をするときはここを基準に治療をしていくといいです。

装具療法

装具を装着することによって膝関節にかかる負担を減少させる目的があります。

炎症の強い時期には重要な治療の1つです。

機能障害がある膝関節は正常の働きが行えないため何かに安定化を頼る必要があります。

腰のコルセットと一緒ですね。

軽症な場合は履くタイプの弱めのサポーターを、動揺性が強く症状が重い場合はサイドに金具の入ったしっかりしたサポーターをすすめるています。
患者さんの状態に合わせて適切なサポーターを選んで上げるといいですね。

まぁ、柔道整復師なら固定作っちゃうけどねって感じです。

関節注射

膝関節内の炎症が強い時にとても有効な治療です。
なんといっても関節の中にダイレクトで炎症止めを入れることができるんですから。

炎症を早く抑えるメリットは、

痛みを抑えることです。

が、それ以外にも早い段階で運動療法に移行することが出来ます。

そうすると、筋力低下などの2次的な問題を最小限で抑えておくことが出来ます。
どんな症状の時に注射をするかというと、

痛みが強くて歩行も出来ないとき

です。
痛みが強くて足がつけないと患者さんは日常生活も満足に送れません。

痛みを早く抑えて日常生活の問題を早く解決すること
2次的な機能障害を起こさせないこと

これを目標に注射を勧められるといいと思います。

薬物療法

イメージは注射と一緒ですがそこまで痛みは強くないけど日常生活にはやや支障が出る時に選択される治療法です。
運動療法と併用しながら使われることが多いかもしれないです。

膝関節の注射って非常に痛いので薬でコントロールできるならそれで充分です。

対象は、

  • じっとしていても膝がうずく
  • 歩けるけど痛みで歩きたくない

こういった患者さんです。

程度も軽い方が多いですが、痛くて動かないといろいろと悪影響なので炎症による痛みをうまいことコントロールしながら、運動療法を合わせていければ最強です。

膝関節の痛みにはこんな知慮法があります。
この考え方は膝関節だけでなく他の関節にも当てはまるので覚えておいて損はないと思います。

実際の膝関節の治療はこんな流れです

フローチャートにまとめてみました。
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病態に合わせた治療が大事ということが理解していただけたかと思います。
評価ももちろん重要ですが、その評価に対してピッタリと形のあった治療をガッチンとはめ込んでいく必要があります。
はじめは注意深く患者さんをみていかないとなかなか判断しづらいところと思いますが、だんだん慣れてくるとこれは炎症っぽいなとか感じ取れるようになってくるので大丈夫です。

ただし、慣れてきた頃は思考がパターン化してしまって“思い込み”が生じてしまうことがあるので要注意です。
大きな評価ミスになるとけっこう大変ですよ。

常に新しいものと出会うような気持ちで毎日の臨床に望むのがグッドです。

さぁ、今日も積み上げましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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