膝関節

“ひざ痛”の原因って何だろう?【頑固なひざ痛の改善方法を解説】

2019年5月16日

膝関節の痛みの原因

こんにちは。気ままなセラピストのなおやです。

柔道整復師として、整形外科と自費の治療院(カラダ・ラボ  オレンジ)で患者さんのひざ痛改善のお手伝いをしています。

最近、同じような悩みの患者さんに多く遭遇します。

 

よくいただく質問

長い間(3ヶ月〜3年以上とさまざま)膝が痛みます。

いろいろな病院(ひざ専門の病院など)に行って、詳しく検査(レントゲン・MRIなど)したけど、ひざの痛みが良くなりません。

このひざの痛みの原因は、いったい何なんでしょう。

一生治らないのか不安です。知っていれば治し方を教えてほしいです。

 

上記に回答してみます。

 

結論は、治し方は十人十色です。

治し方を知るよりも、まずは「その痛みの本当の原因を知る」これが治療のすべてです。

 

「ひざ痛の原因=病名」ではないという話

膝痛の原因がわからんくて困った女性

うすうす気付いているとは思いますが「ひざ痛の原因=病名」ではないということ。

 

具体例にて解説します。

サッカー少女Aさん

1年前よりひざの痛み。

某大学病院へ受診。医学的検査(レントゲン・MRI・徒手検査など)にて「異常なし靭帯炎でしょう。安静にしてください。」と言われ痛み止め・湿布を処方される。

近くの接骨院にて治療(電気・マッサージ)をするも症状改善せず。

痛みのため運動(運動していると痛くなり、運動後は2~3は痛みで運動できない)は控えており、2週間後の練習再開からサッカーを開始という目標が現状では難しい。

ということで、知り合いの紹介で僕のもとへ。

 

結果から先に書くと原因は「靭帯炎」というよりは、カラダのさまざまな問題による膝関節痛でした。

この方の場合は、1ヶ月半の計4回のコンデショニングで、痛みなく練習ができる状態に改善といった感じ。頑張りました。

 

病名がつくのは超重要。だからといって痛みが取れるとは限らない。

病名が付けば、的確な治療によって痛みが取れる場合もあるし、痛みが取れない場合もあります。

違いは何かというと「そこに原因があるか、ないか」です。

例えば、

例)症状=診断名 → 原因 → 治療 → 症状の変化

頭痛=風邪 → 風邪 → 風邪薬の処方 → 回復

頭痛=風邪 → 肩こり → 風邪薬の処方 → 回復しない

 

これは非常に大げさですが、こういったことがひざの治療ではよく起こります。

今回の症例も「靭帯炎」という病名がついていて病院で治療しても治らず、僕がコンディショニングして良くなったのは、僕が特別すごい技術を持っているとか、なんか変わった知識があるとかではないです。

 

患者さんのひざの痛みの原因がなにか詳しく調べる

 

上記の通りで、やったのはただこれだけです。

病名にとらわれず、痛みの本当の原因を探すのみ。

 

ひざ痛の原因はあなたのカラダが教えてくれる

すべての答えは患者さん自身がすでに持っています。

患者様・治療者側はただそれを見逃しているだけ。一時期の僕も、ぶっちゃけ見逃してました。

 

あなたはどうですか?

 

例えば、痛いひざと痛くないひざで、なにか違いはないですかね。もし少しでも違いを感じるのであれば、それは今の痛みの原因になる可能性があります。これを、解決したらひざの痛みは、たぶん解決できます。

 

頑固なひざ痛を改善する方法

ひざ痛の改善方法

頑固な膝痛を改善する流れは以下のとおり、

 

  1. 病院で診断・治療をしてもらう
  2. 良くならなければ、もう1度自分のカラダの動きや姿勢に問題がないか探ってみる

 

病院で診断・治療してもらうのは非常に重要です。

 

でも、診断・治療してもらったけど良くならないんだけど、、、

 

病院の治療で良くなれば最高ですが、そうじゃない場合も多々あります。

 

病院での診断・治療の認識を変えましょう

病院での診断・治療は「緊急性の高い病気を発見・治療するためのもの」という認識に変えましょう

ひざに関する緊急性の高い疾患は

  • 悪性腫瘍
  • 骨折や半月板断裂など緊急を要するようなケガ
  • 痛みなどが強すぎて日常生活に支障が出る状態

 

上記の場合などは、早く対応しないと命に関わったり、日常生活に大きな支障が出てしまう場合があります。

そういった疾患に対しては、カラダの動きとか、姿勢がとかそんなこと言っている場合ではないですね。最悪、死んでしまいます。

つまり、病院に行って診断をつけてもらうということは、急いで治療しなければいけない問題を排除し、安心してカラダの動きや姿勢を改善するための時間を確保するのに必要なステップということです。

 

命に関わらないとわかったら自分のカラダと向き合う時間

質問ですが、あなたの「ひざ」のどこに異常がありそうですか。

大半の人は、この質問に首を傾げてしまうかもしれないです。そして「O脚?」とか「そもそも何とくらべたらいいんだろう?」と感じるかもです。

 

ひざに負担が掛かりそうな問題点を探す

今回の患者さんも「どうしたらひざ痛が良くなるかわからない。辛い、、、」といった状態でした。むしろ「痛みが出る具体的な動作がわからない、、、」大半はこういった状態です。

どんなストレッチをするか、マッサージをするか、トレーニングをするか、それよりも大事なことは、なんで痛くなってしまうのか。それを知ること。

 

あなたの「ひざ」のどこに異常がありそうですか?

 

まさに、この質問の答えを知っているということが、ひざ痛改善への一番の近道なんです。

例えば今回の患者様だと、

  • 膝関節の可動域が悪い(特に伸びにくい)
  • 姿勢が悪い
  • 以前、足首の怪我をしたことがある
  • 練習が多すぎる
  • クールダウンをしていない

 

上記のような問題があり、これをひとつひとつ解決していくだけです。

そのためには、患者様と治療者側が丁寧に問題を探り出していく必要があります。ただし、それなりの時間が掛かる可能性ありです。粘り強くが重要。

 

「ひざ痛の原因=病名」での治療では、症状は改善できない

というわけで、うすうす感じていたと思いますが「ひざ痛の原因=病名」をもとにした治療ではなく、ひざ痛を改善するためには下記が重要となります。

 

  1. 病院での治療でよくなるかお医者さんの診察を受ける
  2. 診断に対しての治療で良くならない場合は他の問題に目を向ける
  3. 症状の原因がカラダのどこの問題にあるか探す
  4. 探し当てた問題に対して改善のための治療をする

 

この流れですね。病院では見逃してはいけない疾患を見つけ、見つからなければひざに悪いカラダの問題を探し、それに対して治療です。

なので、仮に「ぜんぜんひざの痛みが取れなくて辛い、、、」と感じる方も、まだ見つかってない「ひざへ負担をかけている問題」がみつかる可能性があるので諦めないでください。

問題を見つけ改善を繰り返していれば、最終的にそれが「ひざの痛みの改善」に繋がります。

先が見えないと不安ですが、ひとつひとつ改善していけば、やがてひざ痛は改善していきます。

諦めず自分のひざ痛ともう一度向き合ってみましょう。

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