柔道整復師

橈骨遠位端骨折後のお風呂の入り方を解説します

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撓骨遠位端骨折 お風呂

5月に入って外傷が急に多くなってきました。5月病の影響で皆さん注意が散漫になっているのかもしれません。
自転車で転倒して手をついたとか、階段で転倒して膝をついたとか、部活中にボールが指にあたったとか、、、
大きな怪我になると、骨をいい位置に戻したり固定をしたりが必要になります。
固定をされてしまうと、患者さんの日常生活はいろんな不便との戦いです。

なので今回は、最近橈骨遠位端骨折の患者さんが来院されたので、その不便というストレスを軽減してもらうために、僕らが提案できることを記事にしてみました。
怪我の治療中、少しでも患者さんに快適に過ごしてもらえるようにみなさんも一緒に考えてみてください。

撓骨遠位端骨折後の生活はストレスが多いです

どの外傷でもそうですが外傷の治療中はストレスが多いです。なんといっても、患部が動かないように固定をしてしまっているからです。
主婦であれば、肘から手関節まで固定してあるので家事ができないです。動かないというのもありますけど、固定を水で濡らせないので、、、
家事ができない固定が邪魔苦しいそして、家族に申し訳ないといろいろなストレスがかかってきそうです。

社会人の患者さんでであれば、固定をつけながらの満員電車は他の人にぶつかられないようにするために非常に気を使う、今までできていた業務ができず非常に気まずい、などのストレスがかかってくるでしょう。

なので、軽減できるストレスを少しでも減らせるように、患者さんに提案できるということも柔道整復師の1つのスキルと言ってもいいと思います。

撓骨遠位端骨折後に気をつけたいこと

撓骨遠位端骨折後に気をつけたいことは再転移をさせないことです。
ズレてしまえばもう一度再整復をするか、最悪の場合は手術になってしまいます。
僕も何例か経験がありますが、安静がなかなか出来ない方は骨がズレてきてしまうので手術になります。
特に一人暮らしの高齢者などは周りのこと自分でしなければいけないというのと、骨がバラバラに砕けていることが多いためなかなか整復位の保持が難しいです。慎重に生活してもらうしかないのですがなかなか難しいのが現状です。

橈骨遠位端骨折後のお風呂の入り方

 

橈骨遠位端骨折後のお風呂の入り方はビニール袋で患部を覆い水で濡れないようにして入ります。
固定を水で濡らしてしまうと患部の皮膚がふやけてしまい真っ白になってしまいます。
そうすると、皮膚の治療もしなかればいけなくなるため固定をつけ外しする必要が出てきます。

固定を着け外しするということは、患部を動かすということになるため骨がズレてしまう原因にもなるのです。

患者さんには、水に濡らさないように入念に防水対策について必要性とやり方を説明しておく必要があります。
ビニールと輪ゴムが不便だと言う方には、シャワーキャップといった商品が販売されているのでそちらを提案するのもいいかもしれません。

患者さんの満足度は結構高いです。

橈骨遠位端骨折後の着替えの仕方

服の脱ぎ方も実は重要です。無理やり脱ごうとすると、患部に無駄な力が加わり骨がずれる原因になります。
一般的な脱ぎ方はこれです。

①健側上肢→②頭→患側上肢 

の順番で脱ぎます。着方はこの逆で、

①患側上肢→②頭→健側上肢

の順番になります。
服はなるべくゆったりとしたものを着用し、被るタイプのTシャツなどではなくYシャツなどの前開きのもののほうがより着替えがしやすくなります。

この辺をしっかり注意していくと、骨折部位に無駄な負担がかかりにくくおすすめです。

まとめ

怪我をすると整復や固定など患者さんは色々なストレスをうけます。
特にこれからの時期は気温も熱くなり患部が蒸れてかゆみも匂いも出て最悪な気分になることでしょう。
そういったさまざまなストレスがあるので、除けるストレスに対しては軽減するための方法を伝えてあげるべきだと思います。
固定から10日から14日位は骨が非常に不安定でズレやすいのでその期間は慎重に患者さんの生活管理をしていきましょう。
そこを乗り越えてしまえば割と楽になるのではないかと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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