
こんにちは、やまだです。
家から出れない、こんな世の中。
現代人の運動不足は、以前から問題になっていましたが、今後さらに加速されそうです。
運動の目的。未来の自分への投資です。
運動する目的は、「未来の自分への投資」だと思います。
運動をしてたか、してなかったかが、人生を左右する
厚生労働省のHPにはこのように記載されています。
身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている。
更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されている。
引用)厚生労働省HP
運動をしてカラダをよく動かしている方と、そうでない方とでは、現在の生活の質や心の状態、将来的なカラダの状態まで違うということです。
運動の目的は、未来への投資
整形外科で働いていて感じたことは、運動をしてこなかった多くの人が後悔しているという事実です。
- 若い頃にしっかりと体力をつけておけばよかった
- 運動が大切だというのはわかっていたけど、時間がなくて
- 今からやろうと思っても、痛くて体が動かないの
こういった感じで、動けなくなってから後悔してしまいます。
僕もどうにかして力になりたいと思いますが、残念ながら過去を変えられる力はありません。
もちろん年をとってから運動を開始することも可能ですが、若い頃と比べるとできる運動も違えば、得られる効果も違います。
なので、カラダが動いていろんな運動を選べるうちから、しっかりと積み上げておく必要があるというわけです。
どのくらいの運動をすればいいのか
厚生労働省から出ている目標は、
- 男性1日平均:9,200歩
- 女性1日平均:8,300歩
上記です。根拠は下記で、
1日1万歩の根拠
海外の文献から週当たり2000kcal(1日当たり約300kcal)以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されている6)。歩行時のエネルギー消費量を求めるためのアメリカスポーツ医学協会が提示する式を用いて、体重60kgの者が、時速4km(分速70m)、歩幅70cm、で10分歩く(700m、1000歩)場合を計算すると、消費エネルギーは30kcalとなる。つまり1日当たり300kcalのエネルギー消費は、1万歩に相当する。歩行時のエネルギー消費量を求めるためのアメリカスポーツ医学協会が提示する式11)
水平歩行時の推定酸素摂取量(ml/kg/分)=安静時酸素摂取量(3.5ml/kg/分)+0.1×分速(m/分)
この式によれば、体重60kgの者が、分速70mで10分間歩くと、6300mlの酸素を摂取することとなる。これに「酸素1リットル当たりのエネルギー消費量=5kcal」の関係を当てはめると、約30kcalのエネルギー消費量に相当することが求められる。引用)厚生労働省HP
と記載されています。
でも、いきなり1万歩はかなりハードルが高い。
まずは、10分の運動から
いつもよりも10分多くカラダを動かしましょう。
- 自転車→歩く
- エレベーター→階段
- 座る→立つ
日常生活のちょっとしたことを、変えるだけでOKです。
それでも、重い腰が上がらない方へ
理屈では、運動をする目的はわかっているけど、「やっぱりカラダが動かない」という人もたくさんいると思います。
未来の自分を想像してみましょう。
今のままいったら、将来鏡の前に立っている自分は、どんな姿でどんな生活をしていそうですか。
- 周りの同年代の方よりも、美しい姿勢
- 少ない薬の量
- 健康診断はいつも異常なし
- 孫も自慢のおじいちゃん、おばあちゃんと言ってくれる
理想的な年のとり方はできていますか。
今思い描いた理想的な年のとり方をする。それが、運動の目的です。
まずは、運動という情報にふれる
でも多くの人は、「それでも運動するのはめんどくさい。」と思うはずです。
もう、最初は運動しなくてOKです。しかし、それでは今の現状と何も変わらないので、運動に関連するテレビや本、何でもいいので、運動という情報に触れるようにしてください。
そんな方に僕が出した答えは上記です。
とりあえず、運動というものを「自分の身近なもの」という認識ができるようにしましょう。
運動が身近なものになってくると、自然とこのエクササイズやってみようかとか、この運動は家事をやりながらできそうだ、なんて気持ちに変わってくると思います。
こんな気持を作ることができれば、少しずつ運動に興味が出てくるはずです。
今からでも遅くない、未来の自分のカラダへの投資
この年だし、今更運動してももう遅いなんて考える必要はありません。
今からでも、未来の自分のためにできることはたくさんあります。
運動の目的は、未来の自分への投資です。
カラダが健康でなければ、人生楽しめません。
これからの人生を楽しむためにも、今から運動に少しずつ触れていくようにしてみてはいかがでしょうか?
今回は、これくらいにします。