先日、日本では珍しい国産コーヒーを味わってきました。
コーヒーは近年品質が上がり体にいいと言われることが多くなっています。
今回はそんなコーヒーを深掘りしていきます。
コーヒーって体にいいの?
一昔前では、『コーヒーは胃腸に悪いからミルクを入れて飲むべし』と言われていました。
しかし近年
「筋トレ前にコーヒーを飲むと良い」
「コーヒーを飲むとガンになりにくい」
なんて言われていて、《 コ ー ヒ ー は 体 に い い 》が定説になりました。
今回はなぜコーヒーが体にいいと言われるのか徹底解剖していきます。
また良い面だけでなく悪い面も考えていきます。
メリット
まず1番に思い浮かぶのはカフェインによる脳の活動の活性化,思考力や集中力の上昇,疲労感の軽減などの作用ですね。
仕事や勉強で眠くなったらコーヒーを飲むというのは定番です。
またそのほかにも発がんリスクを抑えたり老化防止の作用、運動効率をあげる作用もあります。
- 抗酸化作用のあるポリフェノール含まれている
- 交感神経が強く働き、脳からの指令で脂肪代謝へ働きかけることで、脂肪燃焼を高める
- 注意力の低下を回復させる効果
- 香りをかぐことで、リラックス状態の脳に現れるα波が増加する
- 胃壁に適度な刺激を与えて胃酸の分泌をうながし、消化を助ける
- 脳を活性化させ、集中力を上げる
- 発がんリスクの低下
デメリット
なんでも過剰摂取は体に悪いです。。。
コーヒーに含まれるカフェインを過剰摂取すると神経がたくさん刺激され、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、吐き気などが現れることがあります。
また空きっ腹にコーヒーを飲むと、胃壁が刺激され胃潰瘍や胃炎を起こしやすくなります。
コーヒーに限ったことではないですが、海外からの輸入の際カビが発生しやすく、カビを大量に摂取するとアルツハイマー型認知症のリスクがグンと上がります。
コーヒーは実は果物なんです
ここからは、コーヒーについて深掘りしていきます。
コーヒーは果物です
みなさん、コーヒーが果物と知っていましたか?
コーヒーはエチオピア原産のアカネ科コフィア属の常緑植物で、コーヒーチェリーと言われる実やジャスミンのような白い花が咲きます。
実際に私が又吉コーヒーさんにお邪魔した10月は実が赤くなり始める時で、じっくり探すと熟している実がちらほらありました。
農家の方にとっていただき食べてみると甘いんです!
又吉コーヒーさんではコーヒーが果物であることを実感してもらうために、この実でジャムも作っていました。
とっても美味しかったです。
コーヒーの生産国
現在コーヒーは世界60カ国以上で生産されています。
一番多く生産しているのはブラジルで全体の3割を占めます。
その後コロンビアやエチオピア、アジア圏のベトナム、インドネシアなどが続きます。
コーヒーは赤道付近で栽培される高山植物のため低地では栽培できず、また年間約1000 ミリ以上の降雨量を必要とするため砂漠地帯でも生産できません。
コーヒー消費国の日本
コーヒーの消費はアメリカ、ブラジル、EUが多く、日本は全体の5%を占めます。
日本では2012年にコンビニ・コーヒーの台頭などでコーヒーブームが起こりましたが、2016年以降は下降気味です。
現在、日本では世界の45か国からコーヒー豆を輸入しています。
消費国から生産国へ
日本は世界でも上位のコーヒー消費大国ですが、その原料となるコーヒー豆の99%以上を海外からの輸入に頼っています。
その理由は、「コーヒーベルト」と呼ばれるコーヒーの生育に適したエリアからは外れているからです。
そんな日本ですが、コーヒーの生産に力を入れている地域もあります。
コーヒーを日本で生産する難しさ
コーヒーは主に北緯25度から南緯25度までの範囲の国で生産されています。
これはコーヒーの生育に適した温度、日当たり、雨量、標高だからです。
この地域を、「コーヒーベルト」と言います。
日本では沖縄や小笠原諸島がコーヒーベルトの境界ギリギリに位置していて、その地理環境を活かしてコーヒー豆の生産を行なっています。
しかし、コーヒーは気象条件や日照時間、その年の降雨量等で大きく品質が変動するため、品質を保持するのが大変難しいのです。さらに日本は他の国に比べて寒かったり、台風が多いという悪条件が重なります。
現在生産しているのは
このような環境でもコーヒー栽培を頑張っているのが沖縄、小笠原諸島、徳之島などです。
特に沖縄のコーヒー栽培は100年の長い歴史があります。
それでも手間と時間がかかるため量があまり取れず、国産のコーヒーはとっても貴重なんです。
まとめ
今回は、コーヒーについて深掘りしました。
コーヒーはいろいろなメリットがありますが、大量摂取や空腹時には注意が必要です。
また、安心・安全の国産コーヒーもあるので、興味がある方はgo toトラベルを使って沖縄まで足を伸ばし自分で摘んで焙煎したコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。